顔認識ARを作ろう

顔認識ARサイトをプログラミングして共有しよう

〇「顔認識ARを作ろう」の目的

 顔認識(face tracking)とは画像から人の顔を自動的に識別する技術です。 顔の画像に別のデジタルコンテンツを重ねるのが「顔認識AR」です。 この機能を使って、スタンプやメイクなどの特殊効果で楽しむアプリが開発されています。
 「顔認識ARを作ろう」では、ブロックを組むだけで鼻や目の所に図形を重ねて表示できます。
 このソフトではWebARのライブラリとして MindAR を使用しました。MindARで顔認識サイトを作るための学習用としてもご利用ください。

顔認識ARを作ろう
  ブロックでプログラミングして顔認識ARを簡単作成

表示させるための画像登録
  画像登録しARの図形に張り付けて表示させることができます

表示させるための3Dモデル登録
  3Dモデル(.glb)を登録してAR表示させることができます

ARを見よう   みんなが作成したARを見よう
  今日、作ったARのみ表示します。日付が変わると表示しません

〇ARとは

 AR(Augmented Reality)とは、現実世界に仮想世界を重ね合わせて表示する技術を指しています。 現実の風景の中にCGでつくられた3D映像やキャラクターなどのデジタルコンテンツやデータを重ねて 表示することで現実世界を「拡張」します。専用のヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いる方法、 あるいはスマートフォンのカメラとディスプレイを使って重ね合わせる方法などがあります。 仮想現実(VR)のベースにあるのが映像であるのに対し、ARのベースにあるのは現実世界です。
(※ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/拡張現実 を要約)

〇ARの種類

 ARは3種類に大別される。本プログラムは「顔」がマーカーになる「マーカー型AR」です。
・マーカー型AR
 マーカーとなる図形をカメラで読み取り、その位置にコンテンツを合成表示する。
・マーカーレス型AR
 実際の風景や建造物、看板を識別し、それに合わせたコンテンツを合成表示する。
・ロケーションベースAR
 GPS等で位置情報を取得、場所に応じたコンテンツをカメラ画像と合成表示する。
 「ポケモンGO」はこの様式のARです。

〇他のソフトで作成した3Dモデルの表示

 他のソフトで作成した3Dモデルのデータ登録して、AR表示ができます。
  1. モデリングソフト(Blender、Metasequoia等)で3Dデータを作成
    ※  Webページで作動する「Tinkercad」がおすすめ →表示します
  2. 「.glb」形式で3Dデータを保存
  3. 「表示させるための3Dモデル登録」から「.glb」ファイルを登録
  4. 「ARを作ろう」に登録した「3Dモデル番号.glb」を入力
  5. 「登録3Dモデル」ブロックを利用
  6. 「大きさ」ブロックに「0.05」を入れて縮小
    ※ 作成した3Dモデルに合わせて「大きさ」を調整してください

〇作動機種とブラウザ

  ※ 3Dモデル表示はメモリを大量に消費します。
    機種によっては作動が止まることがあります。
  1. Windows10 Chrome、Edge  (× IE)
  2. chromebook
  3. Mac  safari
  4. iPad  safari
      ※ 3Dモデルを2つ以上表示すると作動が止まることがあります
  5. iPhone safari
      ※ 表示が画面からずれます。縦と横に持ち替えながら操作してください。
  6. Android chrome

〇顔認識(顔認識)について詳しく知りたい

顔認証の仕組み(NEC 日本電気株式会社)

顔認識システム(ウィキペディア Wikipedia)

〇顔認識の利用例

iPhone や iPad Pro で Face ID を使う(Apple)

顔認証で Google Pixel のロックを解除する(Google)

〇MindARの使い方について

MindARで顔認識ARを作る手順【はじめてのWebAR入門(5)】

【WebAR】Mind-ARを試してみる

〇利用データ

  ・画像、3Dモデルとして、以下のサイトのデータを利用しました。
  1. 帽子、ヘルメット、ウサギの耳、メガネ、アニメの目
    イラストイメージ  https://illustimage.com/
  2. 月面画像
    国土地理院  https://www.gsi.go.jp/chirijoho/chirijoho41003.html
  3. まめ男爵
    岩手県立総合教育センター  http://www1.iwate-ed.jp/tantou/joho/material/ar_tool_kit/
  4. 自動車、三角コーン、工事用バリケード
    メタセコ素材!  http://sakura.hippy.jp/meta/
  5. かぼちゃ、学校用の机、学校用のいす
    BOOTH  https://booth.pm/ja
  6. 忍者
    工学ナビ  http://kougaku-navi.net/ARToolKit/#MakeModel
  7. プリンアラモード、モンブランケーキ
    アトリエブラウン株式会社  https://ddd.pink/

〇リンク

  ・ デジタル タイムシフトカメラ  : 撮影している画像を遅れて表示します

  ・ デジタル スリットカメラ  : 撮影している画像を切り取って並べます

  ・ 残像カメラ  : ストロボ写真のように、動きを残像として表示します

  ・ 伝思黒板2(でんしこくばん2)

  ・ タブレット・スマホ用問題「タスもん」

  ・ 情報モラル指導教材「スタモバ クラウド21」

〇プライバシーポリシー

当サイトでは、アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を使用しています。
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をご覧ください。

〇更新履歴

 2023/04/23 「顔認識ARを作ろう」試作


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              アプリ開発委員会  奥田昌夫